顔の見える都市交流

「災害はいつ起こるか分からない」ではなく「災害は次から次へ」

毎年、日本全国各地で様々な災害が発生し、避難生活の過酷な状況などもう他人ごとではないと誰もが考えさせられたことと思います。
いざ発災した時には、荒川区だけの力では太刀打ちできません。
そこで大切なのは自治体同士がお互いに助け合うことです。
発災時はパニック状態になり、どんな計画も正常に機能しないことは容易に想像できるところです。
もしかしたら助けを求める時間的余裕すらないかもしれません。

顔の見える交流

そこで大切になるのは、災害時相互応援協定を結んだ都市との日頃からの顔の見える交流です。顔の見える関係になって都市間交流が深化することによって、はじめて「災害時相互応援協定」は力を発揮することができます。

災害時相互応援協定を結んだ自治体

埼玉県秩父市(旧荒川村)
新潟県上越市(旧吉川町)
福島県石川町
千葉県鴨川市
千葉県大多喜町
岩手県釜石市
福島県福島市
福島県桑折町
岐阜県大垣市
山形県鮭川村
茨城県つくば市
新潟県津南町
富山県射水市
静岡県下田市
山梨県北杜市
山梨県南アルプス市
茨城県潮来市
新潟県村上市

震災・災害対策調査特別委員会で福島市長を表敬訪問

福島市長を表敬訪問し、これを機に防災を所管する職員同士の交流も始まり、現在も顔の見える関係が続いています。各地で災害が発生したときは、お互いの状況を確認するなどお互いが自分のことのように高くアンテナを張っています。これからも荒川区の皆様の安全・安心のため交流の深化を強化してまいります。

地域防災協定の見直し

震災・災害対策調査特別委員長を務めさせていただいた際、「荒川区地域防災計画」の見直しを行いました。委員長として何回にもわたって委員会審査を行い、全庁を巻き込んで認識の共有化を図ることができたと思っております。そして、受援計画を策定する際も、常に顔の見える交流の大切さを訴え、防災を所管する部署だけではなく、友好都市交流を所管する部署においても、戦略的な交流の促進を図ることの大切さを共有することができたと思っております。